これさえやれば子育てが上手く行く!後悔しない褒め方・叱り方

こんにちは!

イライラママを笑顔にしたい。
現役保育士・子育て専門カウンセラーHARUです。

今日は、子育てをする上で、当たり前だけど悩ましい『褒め方・叱り方のコツ』をお伝えします。

ポイントを知っているだけで、子育てがグッと楽になります。そして、何より困る行動の多かった子どもが落ち着きます。

「うちの子聞き分けが悪くて…」と思っているママ必見です。親からすると、一見わがままに見える事を、言ったりやったりしますよね。

「ダメ」と何回言っても、残念ながら良くなりません。

聞き分けが悪いお子さんは、メンタルヘルスがちょっと不安定なんです。メンタルヘルスを整えて、安定させていくことが重要です。

安定させていくと、親が言うことを、素直に聞く子になっていきます。親が、無理やり聞かせようとしなくても、聞く子になるんです。

今日は、有料級の内容を、ギュッと詰め込んでお伝えしますので、最後まで読んで下さいね。

さぁ!今日から後悔しない、ハッピーな子育てを目指しましょう!

目次

1、叱り方

まずは、叱ると怒るの違いをご存知ですか?
意外とあやふやですよね。

怒ると叱るの違いとは・・・

〈怒る〉
驚かれるかもしれませんが、怒るときは、たいてい自分のためにしています。 ●スッキリするために子どもを感情のはけ口にする
●安定するために子どもを思い通りにコントロールする
●うまくいかない原因を子どものせいにする

〈叱る〉
叱るは子どものためにする。 ●子どもが社会で気持ちよく生きていけるための「ルール」を教える
●子どもの成長を願って、大切なことを伝える
●子どもに自分で考える力をつけてもらうため、質問をして、子どもに考えさせる

どうですか?
「いつも怒ってばかりだわ…」と思われた方は、少しずつで構いません。叱るに変えていきましょう。

意外に思われるかもしれませんが、叱る必要のあることは、下記の2点だけです。

①危険な行為
②他人に迷惑をかける行為

ここまでの行為は、あまり無いのではないでしょうか?

もし、①や②の様な行為をした時は、しっかりと叱ります。

〈叱るポイント〉
・感情的に怒鳴らない
・子どもの目を見て真剣に
・短い言葉で具体的に
・低い声で落ち着いてゆっくり話す

この4つを意識して叱ると、子どもも聞き取りやすく理解が早くなります。

子どもの将来を案じて、良かれと思って困る行動を叱っていると思います。
しかし、それは困った行動を強化していることになります。叱れば叱るほど、同じこと(困る行動)を子どもは繰り返してしまいます。

叱ることはエネルギーがいるので、この魔のループに入ってしまうと、うんざりしますよね…

では、注意する以外の方法で困る行動をやめてもらうには、どうしたら良いのでしょう?

日頃、叱っていたちょっとした行為は、スルーして大丈夫です。

「えっ!?大丈夫なの?」と不安に思われるかもしれませんが、落ち着いてアイメッセージで好ましい行動を伝えると、素直に子どもがきいてくれて拍子抜けするかもしれませんよ!

そして、大切なことは、スルーした時もアイメッセージで伝えた時も、子どもが好ましい行動を起こしたら、褒めてあげることです。

アイメッセージとは、ママの気持ちを伝えたり、お願いするように伝えることです。

例1…レストランで大きな声で騒ぐ子どもに

小さな声でお話してくれるとママ嬉しいな

例2…野菜を食べてくれない子どもに

ママ一生懸命作ったから、お味噌汁だけは食べてくれないかな

2、どうしても言うことを聞かせたい時

①危険な行為
②他人に迷惑をかける行為

上記の行為ではないけれど、これはやめて欲しいという時もありますよね。この様な時の叱るコツは質問の仕方です。

<コツ1>
子どもに決めてもらう。
「〜しなさい」ではなく、「どうしたい?」「どうする?」「いつまでがいい?」と質問をして自分で決めてもらいましょう。 子どもの答えを否定せず、質問者が持っている答えに近くなるよう質問していきます。

<コツ2>
子どもが何を言っても否定しない。
子どもは子どもなりの考えがあります。頭ごなしに否定するのではなく、まずはそれを理解する努力をしましょう。
「なんでそうなの?」「なんでそう思うの?」と子どもに聞いてあげてください。 この人は不満を言っても聴いてくれると思うと安心して気持ちを話してくれるようになります。

コツ3
なかなかやる気にならない時は、「するの?しないの?」ではなく、「した方がいいと思う?それとも、しないほうがいいと思う?」と質問してみて下さい。『やらない』と言ったら、その理由を聞いてあげて下さい。そして、ママが納得できなかったら「こんな考えもあるけどどう思う?」と具体的な提案をしてみて下さい。 こうして、子どもとママの妥協点を見つけ、折り合いをつけていきます。

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3、褒める・認める

褒めることは、好ましい行動を強化します。褒めれば褒めるほど、どんどん好ましい行動が増えます。

好ましい行動を褒めて記憶を付けていきましょう。

例1…片付けを子どもが始めた

お片付け上手になったね。お部屋がスッキリきれいになって気持ちがいいね

例2…友達におもちゃを貸せた

お友達におもちゃ貸せたね。お兄さん(お姉さん)になったね

効果が見られると、ママも楽しくなってきて、益々褒められるようになりますよ〜♪

ところで、褒めることが苦手な人もいますよね。それは、褒めて育てられてこなかった人、何かトラウマがあり、ブロックがかかっている人です。

そんな人は、これをチャンスと捉え、講座などで褒めることを学んでみてください。

初めは演技でもいいので、いつか褒められるようになると、子どもは物凄く変わります。

褒めるのが上手くできない人のために、いくつか褒める以外で、お子さんの承認欲求を満たす方法をお伝えします。人間はいくつになっても承認欲求があるものです。

〈承認欲求を満たす方法〉
・目を見てうなずく
・目を合わせてにっこり笑顔
・抱きしめる
・子どもの名前+挨拶
例「○○くんおはよう」「○○くんおやすみ」
・肩や足のマッサージ
・肩に軽く触れる

小学生くらいになると、褒められることを嫌がる子も出てきます。その兆候が見られたら、見たまま承認に変えていくタイミングです。
承認も褒めると同じ効果があります。

例1…宿題をしている子ども

宿題やってるね

例2…重いランドセルを背負って帰宅

ランドセル重そうだね

4、子どもの話を聴く

子どもの話を否定せずに、肯定的に聴くことができると、親子関係は良好でいられます。

思春期の時に、反抗がひどいお子さんは、親御さんに「今までの子育てを見直して!」とサインを送ってきているのです。

お子さんが思春期になった時に、後悔しないように、今から子どもの話を聴く習慣をつけましょう。

〈話を聴くコツ〉
・子どもの話を否定しない、肯定的に聴く
・話すのは子ども8割、親2割で子どもにたくさん話させる
・「うんうん」「そうなの〜」「ほ〜」などあいづちをうちながら聴く
・子どもの気持ちに共感する
・「よく頑張ったね」と労う

5、まとめ

褒める・叱る・聴くで、子どもの持っている能力が底上げすることが出来ます。

能力全体が高まってくるので、子どもが落ち着いてきます。聞き分けが良くなったり、切り替えが早くなります。

そして、子育てが楽になっていきます。

子育てが楽になると、手抜きをしているような気がするかもしれませんが、子育てが楽になるというのは、お子さんが良く育っている、うまく育っている証拠です。

子どものメンタルが安定してくると、言いたいことも言うようになりますが、親の言うことも素直に聞くようになり、子育てがやりやすくなります。

ただ、今まで子どもを褒めてこなかった。話を肯定的に聴いていなかった。という方は、お子さんが、「あれ?なんだか褒めてくれる!話を肯定的に聴いてくれる!今がチャンス!」とどんどん求めてきます。あるいは、試し行動で反抗してくるかもしれません。

しかし、これはいっときのことなので、淡々と続けていれば、落ち着いてきます。安心して続けてみて下さい。

今日はここまで。ひとつでも実践していただけたら、とても嬉しいです。

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