【子育てイライラ対処法】止まらないイライラや怒りを今すぐ手放す方法

こんにちは!

イライラママを笑顔にしたい。
現役保育士・子育て専門カウンセラーHARUです。

日々休みのない育児、本当にお疲れ様です。
この記事を読んでくださっている方は、きっと毎日精一杯子育てに向き合っている方だと思います。

子育てをしていると、怒りや不安などの負の感情が出てきますよね。この負の感情は、子育てに切っても切れないほど密接な関係がある感情です。

子育ては、子どもを育てているつもりで、実は、自分の苦手な部分を物理的にあぶり出したり、 不安感や怒りとかそういう、感情面をあぶり出したりします。

そして、ママはどうしても子どものことが心配になるものなのです。これはママと子どもは繋がっているから、子どものことは自分のことのように感じてしまうからです。

不安感は頭で思わないようにしようと思っても、湧き出てきます。

しかし、どれだけ不安を持っても、子どもは良くなっていかないし、 むしろ悪くなっていくことの方が多いです。

では、不安感を拭い去って、子どもに良い変化をもたらすにはどうしたら良いのでしょうか?

1つは、学ぶことです。

子育ての正解を知らずして、子どもを育てるのが世の常です。初めから、子育ての正解を知っている人はいません。

学ぶことで、「これくらいならできそうかな?」というものが見つかり、実践することで、経験値が上がります。

そうすると、不安が少しずつ減っていきます

今日は、ガミガミ言い過ぎない方が良いと分かっていても、不安やイライラが抑えられなくて、怒ってしまうママが、子育てが楽になる方法をお伝えします。

この記事があなたの学びになり、少しでも不安感が減るきっかけになれば嬉しいです。

目次

1、ママのメンタルヘルスが整う、新しいレッスンとは?

怒りや不安は、子育て中とても強く出ます。 「今までこんなに腹が立ったことが無い!」「ここまで不安になったことが無い!」という方も多いと思いますが、本当は元々持っている感情なのです

子どもが小さいうちは、自分の時間がなかなか取れないですね。そうすると、元々持っていた怒りや不安感情が、強く色濃く出るように思います。

腹が立つのも当たり前だし、不安になるのも当たり前です

ついついママは、「また怒鳴ってしまった…」と自分を責めてしまいやすいですが、 心の中では、「私も腹が立つよ」「言いたくもなるよ」と、心の中で思い、怒鳴ってしまった自分を〇にして下さい。

自分を責めると、今度はママの元気がなくなり、メンタルヘルスが悪くなります

ママのメンタルヘルスが悪い状態で、「子どもに愛情を注ぎましょう」というのはできないです。

子育てには、大原則があります。人は、自分に余裕があると人におすそ分けができます。 自分に余裕がない時は、子どもにも優しくなれません。

「自分を○にするってありなの?」そう思われるかもしれませんが、ここは○にして下さい。

『心の中で、自分に〇を出す。』

実は、これが『子育ての新しいレッスン』です。

ママになった人の新しいやり方、思考回路のレッスンと思って下さい。

子どもを持つと、図々しいママにならないといけません。 弱いママや繊細なママは、子育てが、とても大変になります。

理由は、子どもはママの心の軸をぶらしに来るからです。その度にぶらされていては、ママは不安感とか怒りを、いつも感じてしまいます。

結果として、子育てがしんどくなります。

ここでいう、図々しいママというのは、心の中で怒っている言葉を、自分で自分に話をする感じです

ママになったら 自分のトリセツ、自分の取扱いこれがとても重要になります。

子どもを育てているけれど、実は自分も育てられています。子どもがママの苦手分野を見つけてくれるのです。

自分の苦手分野と向き合うことは、とてもしんどいです。しかし、自分の苦手分野を理解し、ありのままの自分を受け入れられると、人生が好転します。

子どもはママの苦手分野を知らせるために、あえて「これ言うとさすがに、ママも怒るよね!」という事を言ったり、やったりしてきます。

多くの人は、まんまとそこにハマって、同じ土俵に立って、親子喧嘩となります。実際問題、イライラすることの連続ですよね。

子育てというのは、子どもを育てるという作業以外に、自分の今まで見なかった負の感情であったり、苦手なことへの取り組み方であったり、物事の思い方であったり、これらを見つめ直すことができるチャンスを子どもが、プレゼントしてくれていると思います。

2、ママのメンタルヘルスについて

ママのメンタルヘルスが整っていると、子どもにも余裕を持って、優しく対応ができるようになります

反対に、ママの心に余裕がないと、子どもにも優しくできないのは当たり前です。

子育て中は、自分で自分の時間がコントロールできず、子どもにコントロールされてしまうのが、とてもストレスになります。

自由になる時間はないし、やるべき事はやれないし、子どもは喧嘩するし、汚いし、うるさいし、暴れるし、子育ての理想とギャップを感じます。

こうして、ママのメンタルヘルスがずたぼろになっていきます。

「あ〜今心に余裕がないな…毎日怒ってばかりで自己嫌悪…」と思った方、ママ自身がメンタルヘルスの整え方を知ると、日常が楽しいものに変わっていきます

これからご紹介する、〈メンタルヘルスの整え方〉をまずはひとつから、『できることを、できるときに、できるだけ』をスローガンに、やってみてください。

3、メンタルヘルスの整え方

①手を抜けるところを探す
ママたちは毎日やる事が多くて大忙し。手を抜けるもの、あきらめるものを探して、時間を作りましょう。この時、自分のストレス発散のためにやっていることは、減らさないで下さいね。

「やらなければいけない」が多くなる人は、こだわりが強いのかもしれません。理想や自分なりの価値観を貫く姿勢はすばらしいことですが、こだわりが強いとオーバーワークとなり、いつまでも達成感を得られず、ストレスが増えてしまいます

手を抜くことやあきらめることは、怠けていることではありません。自分に余裕を持ち、子どもに向き合うことは、子育てに一生懸命で素晴らしいことです。

私は人生で1番大変なことは、子育てだと思っています。そんな子育てを頑張っているママは、本当に尊い存在です。

「やらなくても大きな問題にならないのでは?」を魔法の言葉に、自分でこだわりを外してみてください。

手抜き例

・料理をミールキットや惣菜を使う、たまに出前をとる
・家電製品を使って家事を時短(掃除ロボ、食洗機、洗濯機、料理家電など)
・部屋が片付いていなくても、掃除ができていなくても良しとする

②自分時間を確保する
この自分時間が、子育て中はなかなか取れなくなるため、ママたちは心身共に疲弊します。
①の手を抜くことで、自分時間を確保してください。生活の中で隙間時間を少しでも自分時間として確保していくと、心の余裕に繋がります

リフレッシュ例

・朝まだ子どもが寝ている時間に美味しいコーヒーを飲む
・オンライン講座など興味のある勉強をする
・動画配信サービスで好きなドラマを見る
・美味しいお菓子を食べる
・ストレッチやヨガなど好きな運動をする
・カラオケに行く

③周りの助けを借りる
子育てはひとりではできません。周りのサポートを受けることで、母子共に笑顔で過ごせるようになります

誰かに話を聴いてもらうだけで、スッキリ心が軽くなったり、自分で解決の糸口を見つけられたりします

ベビーシッターや自治体の一時預かりサービスを利用して、子どもと離れることも大切です。
子どもを預けて、ママのリフレッシュタイムを確保することに、抵抗のある方もいます。

しかし、色々な大人に関わってもらうことは、子どもの人格形成にも有効です。また、子どもを見てくれた保育士と話すことで、困っていたことが解決することもあります。

周りの手助け例

・子育て支援センターや児童館で支援員に話を聴いてもらう
・託児付き講座に参加する
・パパに愚痴を聴いてもらう
・ママ友に愚痴をこぼして、頑張りを承認してもらう
・ベビーシッターや自治体の一時預かりサービスを利用する
・家事代行を頼む
・パパが休みの日に、30分でもいいので子どもを見てもらい、ひとりで外に出る。
・パパに毎日ひとつでもいいので家事をしてもらう(家事を教える時は、後輩に教えるように、優しく具体的に教えましょう)
・祖父母に子どもを預ける
・専門家に子育て相談をする

④自分を承認する
周りに話をよく聴いてくれる人がいれば、子育ての愚痴や日々の頑張りを聴いてもらいましょう。

もし、周りに話を聴いてくれる相手がいない場合は、自分で自分を承認してみて下さい承認する事は、普段当たり前にやっていることで大丈夫です

心の中でつぶやいたり、鏡に映る自分に言ってもいいです。

自分を承認できると、イライラの感情が落ち着いて、また頑張る気力が湧いてきます。子育てが楽しめるようになります。

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4、自己承認ができない

メンタルヘルスには、自己承認がとても大切なのですが、できない人も多くいます

親からの育てられ方や過去の経験から、自己承認ができない人が多くいます。
親から認めてもらえずに我慢してきたり、『こうせねばならない』と厳しく育てられた人に多くみられます

自分を認められないのは、とても苦しいですよね。心配いりません。自己承認ができるようになる方法があります

それは、『こうせねばならない』という思いを少し横に置いて、『今の自分はこれでいい。月日が経てばきっと上手くできる』と思う癖をつけていくことです

初めは本心ではないかもしれませんが、(太字)女優になった気分で、心の中で言ってみてください。繰り返し思うことで段々と慣れてくるものです。

思考の癖をつけるには練習が必要です
本心で思えるようになった時、心がとても楽になっていますよ。
さぁ、今日から自分に⭕️をつける練習をしてみましょう。

自分に⭕️をつける例

・(子どもが)食べ物を落としたのに、怒らず対応できて⭕️だな。
・子どもを見ながら、家事もやって、私頑張ってるな。
・夫は察して動いてくれないけど、ガミガミ愚痴らずに、やって欲しいことを言えて⭕️だな。
・何度も怒ってしまったけど、子どもに「さっきはごめんね。怒りすぎたね」と謝れたから⭕️だな。
・子どもが1日元気に過ごせたから⭕️だな。

5、子育てのイライラはアダルトチルドレンが原因!?

『アダルトチルドレンとは?』

親や社会による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人。
機能不全家族の下で育ったことが原因で大人になっても深いトラウマを持つ人。

今回の記事では、ママのイライラ感情をどう整えるかを書きました。3章のメンタルヘルスの整え方を実践しても、イライラが止まらない場合は、アダルトチルドレンを克服する必要があるかもしれません

克服するためには、幼少期〜思春期に得られなかった愛情を、誰かに教えてもらうしかありません。アダルトチルドレンを抱えている人は、自分を肯定して、認めてくれる人に出会えることで、初めて自分を制定することができるようになります

アダルトチルドレンやインナーチャイルドについては、また別記事でお伝えしようと思います。

6、まとめ

どうでしたか?
実践できそうなことはありましたか?

不安やイライラがとても強い人は、子どもにその感情を向けるのではなくて、 例えば、私にご相談ください。

誰かに話すことで、解決の糸口が見えてきます

そして、不安感を私に向けていただくことで、どうすればお子さんが良くなっていくのかをフィードバックさせていただきます。

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