こんにちは!
子育てに関わるすべての人を笑顔にしたい。
あなたの子育てサポーター保育士のHARUです。
私の話ですが、息子に『ママ嫌い!あっちへ行って!』と言われた時、「なんて可愛くない子なの!」「イヤイヤは私の方よ!」と思い、どうしたらよいかわからなくなった時期がありました。
このままだと子どもも私もダメになると不安にかられました。
そこから、子どもとしっかり向き合おうと意識を変えました。
- 褒める
- 子どもの気持ちを理解する
- 共感する
- 子どもの話を聴く
- ありのままの子どもを受け入れる
- 認める
- 子どもを信じて成長を待つ
- スキンシップをとる
- 大好きと言う
- 子どもと遊ぶ
- 性格統計学を使って子どもに合った声かけをする
一変には無理でしたが、少しずつ意識をしていくうちに、子どもとの関係が改善。
子どものイヤイヤが減り、拒否されることも無くなりました。
今も課題や悩みはあるものの、子育てがとても楽に感じるようになりました。
今日は、意識してやっていた『褒める』ことに焦点を当てて、お話ししたいと思います。
1褒めるってどうして大事?
子育てに『褒める』は切り離せないくらい、大事です。
褒められると自分が認められたと感じ、自己肯定感が上がります。
そして、やる気も上がりよい行動を繰り返すようになります。
自分を認められること。
「わたしは自分のことが好き」「わたしはかけがえのない大切な存在だ」と思い感じられることです。
『褒めることが大事と言われるけど、具体的にどう褒めたらいいのか教えてもらったことが無い』とママたちから言われます。
保育や教育の学校に通わない限り、子育てに関することは学校では教わりませんね。
そのため、見本となるのは、自分が親から受けた子育て。
親からあまり褒められずに育った人は、そうゆうものだと育ってきているため、自分も同様の子育てをします。
2 褒められるようになるためにすること
日頃『褒め方がわからない人』『褒めることに苦手意識がある人』が褒められるようになるためには・・・
☆まずは、そんな自分を認めて、自分のことを褒めてあげてください。
例えば・・・
「子どものこと褒められないけど、子どもも元気だし、私よく頑張ってるな」
「忙しい朝に子どもを『早く!』とせかさなかった私えらい」
「大量の洗濯を干して、私頑張ったな」
「朝からてんやわんやだったけど、遅刻せずに仕事に来れて、私えらい」
自分のことを認めたり、褒めることが出来ると他の人のことも認めたり、褒めることが出来るようになります。
お子さんを褒める第一歩は、自分を褒めることです。
子どもの出来ていないところは目についても指摘しないようこらえて、良い行動を見るようにしてみてください。
良い行動に気付けたら、すぐに褒めることが大事です。
言葉で具体的にどんな良い行動を褒めたのか、わかるように伝えてあげましょう。
少しずつ褒められるようになると、お子さんが良い行動をとるようになります。
そうすると、ママに余裕がうまれます。
褒める基準を下げましょう。
自分の基準に固執せず、基準を下げる意識をしてみましょう。
褒め下手さんは、褒める基準が高い人に多い傾向があります。
どうしても自分の決めた基準に到達していないと、イライラしてしまいます。
うすっぺらい褒め方は、バカにされているように感じてしまうため、褒めにくくなってしまうのです。
この自分にも他人にも厳しめなのが、性格統計学の4タイプでいう、ロジカルタイプの人になります。
褒めないロジカルの親と褒めて欲しいビジョンの子どもの関係は、コミュニケーションギャップが起こりやすいので、注意が必要です。
自分が何タイプか知りたい方は、この記事の最後に貼り付けた、性格統計学のHPから診断できます。ご覧ください。
褒める基準を下げることで、褒めることが増えます。
それでは、どうすれば褒める基準を下げることが出来るのでしょうか?
3 褒める基準を下げる実践法
①褒める事は普段当たり前に出来ていること
例えば・・・
- 朝ひとりで起きてくる
- 「おはよう」を言う
- トイレへ行く
- 着替える
- 保育園や幼稚園に元気に行く
- 友達と楽しそうに遊ぶ
- お風呂に入る
- 歯磨きをする
- テレビを消す
- 決めた時間までに寝る 等
このように、当たり前になっていて、褒める必要がないと思っている行為を褒めていきましょう。
そうすると、子どもの心が安定して、何をすればママが喜んでくれるかがわかるようになります。
言われなくても毎日自主的にやってくれるようになります。
褒めることは、肯定的な眼差しのため、いくら褒めても害はありません。安心して褒めてあげてください。
②60%出来ていることは褒めてよい事
- 完璧に出来ていなくても60%出来ていれば褒める
- 良い行動をやり始めたらすかさず褒める
- 10回のうち6回出来ていれば褒める
- 結果だけでなく、途中経過も褒める
お子さんをよく観察してやってみてください。
100%出来ていないと褒めたくないと思うかもしれませんが、少しずつ慣らしていきましょう。
90%で褒める→80%で褒める→70%で褒める→60%で褒める(目標達成)
③子どもを認める
見たままの事実を言葉で話す。
例えば・・・
「おはしを並べてくれて助かるな」
「汗をかいたね」
「一人で着替えたね」
「片付けできたね」
「明日の準備が出来たね」 等
(小学生以上)年齢が上がってくると、褒めるより認める方を多めにすると効果的です。
④感謝や嬉しい気持ちを言葉で伝える
例えば・・・
「ゴミをゴミ箱に捨ててくれてありがとう」
「お料理手伝ってくれて助かるわ」
「ご飯を残さず食べてくれて嬉しいわ」
などなど、子どもは親が喜ぶことをしたいと思っています。
ぜひ、ママの気持ちを言葉で伝えてみてください。
4声掛け事例
〈着替えの場面〉
着替えをパンツ・肌着・Tシャツは自分で着たが、ズボンと靴下は履かずふらふら遊んでいる。
60%できているので、まずは一人で出来たことを褒めましょう。これで着替えに意識が戻り、やる気が上がります。
「○○くんひとりで着替えが出来たね〜!凄い!」
↓
残りのズボンと靴下を着れるように、応援したり、励ます声掛けをしましょう。
「ズボンも○○くんならひとりではけちゃうよね」
↓
「おっ!凄い凄い!はけてるはけてる!」
↓
「あと少しだ〜頑張れ〜♪」
↓
「やったー!ズボンもひとりではけたね〜!」
↓
「あとは靴下だけだ〜。何秒ではけるかな〜。よーいスタート!1 23…」
↓
「やったー!お着替え全部出来たね!頑張ったね」
着替え終わった時、子どもに達成感を感じて欲しいため、(ママがお手伝いしたとしても)最後また褒めましょう。
3歳くらいまでは、工程を細分化して褒めると、子どものやる気が途切れません。
①ズボンを右片足首まで入れる
②左片足首まで入れる
③腰まで上げる
子どもがうまく出来ずにぐずぐずした時は、さっとママが手伝ってあげましょう。
「ママやって」と甘えてきたら、(今日は甘えたい日なのかな。子どもも疲れていたり、気分が乗らない時もあるよね)と気持ちを理解して、やってあげてください。
そっかー。今日はズボンと靴下は1人でははけないのか〜。じゃあ、ママもお手伝いするから、頑張ろうね
5 甘えと甘やかしの違い
甘えは、子どもが自立に向かうための、愛に基づいた依存です。
つまり愛着関係です。
子どもは、自分のことをしっかりと、いっぱい受け止めてもらえると、自分に自信がついていきます。それが、いろいろなことをやろうという気持ちにつながります。
一方、甘やかしは、子どもの自立を阻むものです。例えば、過干渉や、先回りをするなどです。
子どもが自分でできるのに、やりたいのに、それを親がやってしまうことです。
子育てに正解はありません。
今日お伝えしたことを参考のひとつとして、色々試してみてください。
あなたに合うものがあり、実行できたら必ずお子さんは変わっていきます。
ママが変われば、子どもも変わるからです。
諦めずに練習していきましょう。意識して練習している内に、しっかり習慣(クセ)がついていきます。
最初は、ちょっと難しいなと感じるかもしれません。私も初めはうまくできませんでした。
特に心の余裕がないときは。
でも「1日1回褒めてみよう」と目標を決め、やっていくうちに少しずつできるようになって いきました。
声かけを変えるだけで、子どもも徐々に変わっていき、子どもとのコミュニケーションがとて も楽しくなっていきました。
子どもが可愛い。
子育てが楽しいと思える日が来ることを願っています。
あなたの子育てを応援しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
子どものタイプによって、伝わる褒め方が違います。
こちらも併せて読んでください。
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