【性格統計学】2歳の子育ての悩みNo.1『イヤイヤ期の子育てがしんどい』あなたへ

こんにちは!

子育てに関わるすべての人を笑顔にしたい。
あなたの子育てサポーター保育士のHARUです。

お子さんがイヤイヤ期で毎日ヘトヘトなあなた。本当にお疲れ様です。よく頑張られていますね。

1〜2年で終わりがくるものですが、現状はとてもしんどいですね。

「代弁が大事だと知ってるけど、イヤイヤになっている時には、できなくて…」とよく相談を受けます。

イヤイヤ期の悩みって、実は『理想は○○なのに○○できない自分』に対しての悩みの部分も多いのかな?と思います。

感情が子どもと一緒に乱れるのは、子どもを大切に思って、責任をもって育てているからです。

今の自分で大丈夫と思えることが、幸せな子育ての第一歩だと思います。

イヤイヤしている子どもにきつくあたってしまった日は、子どもが落ち着いた時に、「さっきは、ひどいことたくさん言ってごめんね。いつも許してくれてありがとう。」とギュッと抱きしめてあげてください。

初めは子どものイヤイヤに心乱れますが、段々と親も慣れてきて、余裕が出てくるものです。

イヤイヤ期の期間は個人差があります。少しでも早く終われるよう、色々な対処法を試してみてください。

今の自分が出来ることを、出来る時に無理のない範囲でやることが、ストレス少なくイヤイヤ期を越えるコツになります。

対処法の引き出しがたくさんあることは、親の余裕に繋がります。

今日はイヤイヤ期の対処法をお伝えします。

この記事を読んで、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

目次

1 イヤイヤ期(第一次反抗期)とは

早い子は1歳半ごろから現れますが、多くは2歳がピーク。3歳に入っても続く子もいます。なんでも「イヤイヤ!」と反抗し、親が手を貸すことに「自分で!」と言い出します。

行動範囲も広がり、危険に遭遇する可能性も増え、親は常にハラハラ、イライラの連続です。親と自分は異なる人格であることを認識し始め、自我が芽生え始める時期です。

イヤイヤ期は、言葉でうまく表現できず、思い通りにいかない感情を爆発させる、第一次反抗期です。

この時期の子は、目の前のことはしたくないけど、1番したいことは具体的に分からない。

イヤイヤ期は子どもが本当にしたいことを探す、自分探しの時期です。

言葉を操れるようになると好きと嫌いが頭の中で整理されて落ち着いてきます。

イヤイヤ期は順調な成長の証とポジティブに捉えることで、子どもへの接し方が好転していきますよ。

2 イヤイヤ期のメカニズムと原因

魔の2歳児の一見わがままな行動は、「自分で何かをやりたい」という自主性と表現力の現れです。

それをさえぎられてしまったから、かんしゃくを起こしているというわけです。また、記憶力の発達も関わっています。

赤ちゃんの頃に比べ、より長期の、もっとはっきりした記憶を持つことができるようになった幼児は、大人が驚くほど詳細に覚えていたりします。

例えば、大人がはさみで紙を切っていたのを見て覚えていた子どもは、はさみを見つけるとその記憶がよみがえり、同じことをやってみようとします。

しかし、思った通りにはできなかったり、危ないから、または必要がないからと大人にやめさせられたりすると、その失望を怒りで表します。

イヤイヤ期のかんしゃくは、自分が傷ついたとか相手を攻撃しようとするようなものではなく、もっと単純な「思っていたのと違う」という抗議なのです。

3『魔の2歳児』イヤイヤ期への対処法

激しいかんしゃくを起こすからといって、絶対に問題があるという訳ではありません。子どもが育っていく段階のひとつに過ぎません。

あれもイヤこれもイヤとなると、親としてもついつい頭にきてしまい、空気がピリつくこともあるかもしれません。

反抗や拒否に対して、「もう!急いでるんだから」「ダメ」「せっかくやってあげたのに」と無理に抑えつけてしまうと、自我を形成していくための意欲が育ちません。

真っ向から感情的に勝負してしまうと、子どもはさらに反抗し、親は大爆発と負のスパイラルに突入してしまいます。

☆対処法1☆

引き寄せ、抱きしめ、親子の絆を強めることが、心の成長期をいい形で乗り越えるコツです。

子どもがわけのわからないだだをこねるのは、単に目の前のことではなく、「パパママにかまってほしい」「甘えたい」というサインの場合も多いです。

「さみしいよ〜」という気持ちを受け止め、抱っこやふれあい遊びの中でゆっくり感情を伝え合ってみてください。

☆対処法2☆

食べるとき、着替えるとき、出かけるとき、時間のない中で十分させてあげることが難しいタイミングもあるかもしれませんが、『待つ』ということは子育てにとって大切なキーワードです。

本人の納得いくまでやらせてあげる機会も、たくさん作ってあげてください。

時間がかかっても、「自分でやりたかったんだね」と子どもの気持ちを受け止め、まずは子どもにやらせて見守る。

「難しいところ手伝ってあげようか」「ここまで出来たんだね」と認めたり援助することで子どもの行動が変わることもあります。

そのためには、時間がかかることを見通して、早めに支度を始めるなどゆとりを持って接することが大事です。

☆対処法3☆

大人が選んだものを「これイヤ!」と主張してきたら、「どっちにする?」と子ども自身に選ばせて「自分で選べた」という満足感を感じられるようにしましょう。

例えば、出した洋服を着たくないと言ってきた場合。「AとBどちらを着る?」と選ばせてみてください。

それでもダメなら、洋服だんすから自分で好きな洋服を選ばせてもいいですね。そのためには、事前に子どもが選んでも支障のない洋服のみ、洋服だんすに入れておくという環境設定をしておきましょう。

☆対処法4☆

いつも忙しくて大変だと思いますが、余裕のあるときに、毎日10分間でもいいので、仕事も家事もスマホも忘れてとことん付き合う時間を作るといいですよ。

子どもの信頼感を得るには、実は『楽しいこと』を共有するのが大事です。子どもの好きな遊びを子どものペースに任せて、一緒に楽しんでください。

☆対処法5☆

すぐに対応できないときはその理由や先の見通しを説明しましょう。『子どもだから分からないだろう』と思い込まず、わかりやすい短い言葉で伝えてください。

「後でね」などいったん約束したら、その約束をちゃんと守ってください。約束を守る子に育てるには、まずは親が見本となり、約束を守る姿を見せましょう。

4 【性格統計学】からみる親のタイプ別イヤイヤ期の対処法

性格統計学とは

株式会社ジェイ・バン代表の稲場真由美が16年間のべ12万人の統計データを解析し、人間関係がうまくいくコミュニケーション法として体系化した対人関係のソリューションメソッドです。

人の性格を2軸で4タイプに分け、立場とタイプの違いから、現状を分析し、「相手に合った伝え方、相手の言動の受けとめ方、関わり方」や、「ストレスを軽減法」がわかります。

1対1だけでなく、複数の人間関係にも役立つため、円滑な組織運営にも役立ちます。

今回は3タイプに分けて、特徴に合った対処法をお伝えします。

〈ビジョンタイプの親の場合〉

3タイプの中で最も感情的になってしまうのがビジョンタイプです。そのため、親子でどんどんヒートアップしてしまいます。

子どものイヤイヤモードに感情が引きずられないようにしましょう。

「嫌だったんだね」と感情豊かに子どもに言ってあげてください。

『自分の気持ちを分かってくれた』という安心感から、だんだん子どもが落ち着いてきます。

●「嫌だったんだね」と言いながら、背中をさする。

●「わかったよ」とギュッと抱きしめる。

●子どもの気持ちを聴く。

相手も自分も刻々と状況は変わっていきます。いつも同じ方法が通用するとは限りません。

持ち前の臨機応変な判断力を活かして、子どもの行為の意味を子どもの立場に立って考えてみてください。

この基本の考え方を心がけて、信頼のベースを作ることが大切です。

ビジョンの人は「すごい!」とほめられると頑張れるため、夫や友達に日頃の頑張りを話して、褒めてもらいましょう。自分で自分を褒める、自分褒めも有効です!

〈ピースタイプの親の場合〉

大きな声や音が苦手なのがピースタイプの親です。子どもの泣き声や大声に心がざわつき耐えられなくなります。そうなると、親もイライラしてきて感情的に怒ってしまいます。

何をやってもダメな時は、安全な場所であれば、子どもから少し離れたところで見守りましょう。

「思うようにできなくて嫌だったね」と抱っこしたり、背中をさすったりスキンシップをとりましょう。そして、ゆっくり子どもの気持ちを聴いてあげてください。

肌に触れることが好きなピースタイプは、大人になってもスキンシップで心が落ち着きます。

「ありがとう」の言葉が原動力のピースタイプは、「ありがとうと言われるとまた頑張れるんだ」と夫に話して、「子どものイヤイヤ対応本当にありがとう」と言ってもらいましょう。

子どもは『これは危ない』『これは迷惑』などの意識はなく、自分の好奇心や気持ちのまま行動するものです。

のびのびと本人の感覚で行動してみたときに、親が『それをすると〇〇になって危ないから』とか『それをすると悲しくなる人がいるから』というように、その理由を繰り返し伝えていくことが大切です。

少し根気が必要ですが、ピースタイプは人に迷惑をかけたり、安全安心を損なうことを嫌うため、しっかりダメな理由を話せると思います。

〈ロジカルタイプの親の場合〉

まじめで、『こうあるべき』と思い込みやすいのが、ロジカルタイプの親です。子育てにおいては、『まあいいか』と思うことも大切です。

とはいえ、計画的に自分のペースで物事を進めたいロジカルタイプの人には、子どもの行動に無駄が多く感じられて辛くなると思います。

子育ては自分育て。子育てが自分を大きく成長させてくれます。イヤイヤ期に子どもの気持ちに寄り添った対応をすることで、数年後とても良い親子関係ができます。

親の言葉が足りなかったり、表情が分かりにくかったりして親が表現下手で『毎日受け流されている』と子どもが感じてしまうと、もっとイヤイヤ行為が激しくなります。

子どもの気持ちをしっかり『聴く』ことが大切です。これは、話を最初から最後まで聴くロジカルタイプの親ならきっとできると思います。

●やるべきことを気にするあまりに、わが子の気持ちを抑え込んでしまっていないか確認

●親が譲れるところを譲ることで親への信頼が育つ

●何から何まで100点満点でちゃんとしなきゃと焦らなくても大丈夫

●言葉だけで受け流していると、「この人には分かってもらえない」という小さな不信感が積み重なる

不信感のポイントがたまると、理由なく爆発することもある

●子どもがどんな気持ちでそのことを主張しているのかを理解しようとする姿勢が大切

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6 まとめ

イヤイヤ期の子どもが親に気持ちを分かってもらうことは生きる意欲や人と関わる意欲を育むためにとても大切です

「他の人の言うことは聞くのにどうして」と思うこともあると思います。親が1番安心してわがままを言える存在なのです。

安心できる親子関係がしっかりと結ばれている証拠です。

注意は、その場でしないと意味がないという話もありますが、イヤイヤしているタイミングで何かを伝えようとしても、それは伝わるものではないと私は経験上思っています。

とにかくその場は、「嫌な気持ちなんだね」と子どもの気持ちを聴く。

そして、落ち着いてから注意をする。

言語化して伝えてあげることは、大人として大事なことです。

思い切って公園や地域子育て拠点等に出掛けて、子どもとゆっくり遊んだり、他の親御さんとおしゃべりしたり、周囲の人に相談をして、受け止めてもらうと、同じことで悩んでるんだなと思い、心が楽になります。

そして、感情を抑えた分ストレスが溜まると思いますので、何かストレス発散できることを見つけて上手にリフレッシュしましょう。

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